インド、西ベンガル州所属のシェカール・メータRI会長は、国際ロータリー2021-22年度のスローガンとして「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」を提唱しました。
加えて、メータ氏の持説「もっと行動し、もっと成長しよう」という言葉を世界のロータリアンに強く発信しました。
言い換えますと、「もっと世の中に奉仕し、もっとロータリー会員を増やそう」ということだそうです。
近年、世界中に広がってしまった感染症の影響により、目に見える行動・活動に大幅な制限が課せられ、地区やグループの活動はもちろんのこと、流山ロータリークラブにおいても例会やあらゆる奉仕事業の中止・縮小を余儀なくされてきました。
私も含め、皆様の業種によっては感染症拡大のダメージを大きく受けた企業も少なくないと推察いたします。
「自分の商売が大変な最中に、ロータリー活動をしている場合ではない」と思った方もいるかもしれません。
しかし、ロータリーにおけるコア・コンピタンスは、「奉仕活動」です。
会員それぞれの日常において、世界奉仕、地域奉仕にかけられる比重は違うと思いますが、一人ひとりのちょっとずつの思いやりや力を集結することにより、サスティナブルな奉仕活動を支えることができると信じております。
どんなに自分自身が苦しくても、周りを見渡す冷静さと、誰かのために手を差し伸べられる優しさ、今自分ができる最大の奉仕を、小さくてもよいから行動に起こすことが大切です。それが素敵な大人だと思いませんか。
その「少しのやさしさ」の集まりがクラブ全体のパワーとなり、地域社会への貢献へと繋がり、その循環において、我々の繁栄を押し上げていくものと思っております。
そのためには、一人ひとりの「ちょっとの奉仕」をもっともっと集めなければなりません。つまり、会員増強です。
私が思う会員の増強・維持・さらに出席率の向上のキーポイントは「毎例会の充実」にあると考えております。
今年度の私の挑戦は、「例会の充実化と計画性、そして会員増強」です。
例会が楽しくなければ、ためにならなければ、多忙な皆さんです、当然、出席率も上がりませんし、新しい会員を迎えることすら難しくなります。
川本大岳幹事をはじめ、新しい理事役員の皆様のお力を頂きながら、毎例会が楽しみになるような企画を考え、実践してまいります。
プログラム委員長をお願いしました井上直前会長、お力添えを宜しくお願いします。
結びに、ロータリアンとしての経験や実績はまだまだ乏しい私ですが、「楽しい流山ロータリー」と、歴史と由緒ある「品格の流山ロータリー」のバランスを強く意識しながら、この時代に適応した活動を、全力で邁進していく所存です。
若輩者ではございますが、1年間、何卒宜しくお願い申し上げます。